こんにちは、Naoです。

遅ればせながら、リンダ・グラットン著「LIFE SHIFT」を読みました。


2016年に発売され、30万部を売り上げたベストセラーです。

最近よく見かけるようになった

「人生100年時代」

という言葉を世に送り出した本ですね。

これからの時代を生きていく若者は、これまでの3ステージ(教育・仕事・引退)の人生とは異なる、マルチステージの人生を送るようになる。と著者は述べます。

子ども3人育てる母親がこの本を読んで気づき、考えたこと・・・

いろいろとありました。

子育てはどのステージに分類されるのか

まず、著者が述べるマルチステージ

1.エクスプローラー(探検者)・・・このステージは発見の日々だ。旅をすることにより世界について新しい発見をし、あわせて自分についても発見をする。

2.インディペンデント・プロデューサー・・・旧来のキャリアの道筋をはずれて自分のビジネスを始めた人たちがこのステージを生きる。

3.ポートフォリオ・ワーカー・・・異なる種類の活動を同時におこなうのがポートフォリオ・ワーカーのステージだ。

LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略 リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット

の中で、子育てってどのステージになるのかしら・・・

ということにとても興味がありました。

なぜならそれは私が毎日考えていることでもあるから。

自分は社会の役に立っているのか?(「国のお金で教育を受けて15年 今の私は社会の役に立っている?」)

子育てに費やした時間、労力は、労働として意義があるものなのか?(「ブラック企業の記事を見てわが身重なる3児孤育ての母」)

など。このブログでも思いを書いてきました。

では「子育て」というステージはどのようなステージになるのか?

しかしながら、本書では子育てをキャリアとして特定のステージに分類していませんでした。

残念。

章を割いて女性と子育てについて論じている

しかし、読んでいてこれはすごい、と感じたのが、女性と子どもを育てることについて、章を割いて論じていたことです。

著者も女性なので書いてある内容には興味を持ちましたし、共感する部分も大いにありました。

その中でもっとも印象的だった一文が

フェイスブックのCOOを務めるシェリル・サンドバーグは大学を卒業する女性たちに対して、「キャリアに関する最も大きな決断は、パートナーをもつかどうか、パートナーをもつとしてどういう人物を選ぶかという決断である」という言葉を送っている。

LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略 リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット

です。

私のブログにも書いていますが(「わが子には何をおいても伝えたい 子どもの仕事は夫婦で半分」

この考え方は今後ますます重要になっていくのだろうな、と感じました。

特に女性にとっては常に頭においておくべき内容でしょう。

そして男性はそのような判断基準で女性がパートナーを選んでいると知っておかなければならないでしょう。

時代が変わっても科学技術が発達しても変わらないもの

女性の教育や就労の問題が少なくなってきて、科学技術が発達して、インターネットが距離をなくし、AIが仕事を助けるようになって、医療の発達とともに寿命は延び、・・・

時代は変わっていきます。

しかし、それでも変わらないもの

その一つに女性だけが出来ること

「子どもを新しく生み出すこと」

があります。

そしてどんなに医療が発達しても、子どもを生み出す能力は女性の年齢に制限を受けます。

著者は「Life Shift」の中で、今後女性が自分の人生を模索し、目的を持って歩んでいく際、子どもを持つ時期というのは非常に大事になる。

と書いています。

その上で

おそらく、これまでより高い年齢で少数の子どもをつくる人が多くなる。

LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略 リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット

と予測します。

私は今実際に子ども3人と生活をしていて

「はたして私はこのように時間を使っていいのだろうか?」

「今の私は何をしているのだろう?」

と考えることがあります。

もっと私の思うように、やりたいことに時間を使いたい。

そう思うのです。

子どもを持つ、という考えがマイノリティーになるのかもしれない

今回この「LIFE SHIFT」を読みながら

将来、女性が教育を受け、自分の人生の目的を定める旅に出て、実際に目標に向かって歩き出したとき、どれほどの割合の女性が子どもを持つという選択をするのだろうか?

そして持つという選択をした場合、何年までなら子育てに費やそうと思うのだろうか。

そんなことを考えました。

私は丸8年、子育てにどっぷり浸かってきました。

その時間に考えたこと、得たことももちろんあります。(「子ども3人でよかった 1番の理由」

しかし、これからの時代を生きる女性で特にはっきりとした目標があるなら、その8年間にしたいことがたくさんあるでしょう。

逆に、はっきりとした目標が持てない場合には子どもをもつという選択が、その人の人生の方向性を見つけるきっかけになるかもしれません。

その意味では人によっては子育てというステージは、エクスプローラーのステージに重なる可能性もあるのではないかと考えました。

また、ある程度キャリアを積んだ後に出産をした場合には、ポートフォリオ・ワーカーのステージとしてとらえることもできるかもしれません。

しかしいずれにせよ、多くの子どもを持つことは選ばないでしょう。

あと何世代か過ぎると、子どもを持つ、という選択をする人はマイノリティーになっていくのでしょう。

まして3人子どもを育てる、という選択をする人はいなくなるのかも・・・絶滅危惧種ですね。

そして人類はゆっくりと減っていくのでしょうか。

お金の話、仕事の話、家族の話、子どもの話。

どれをとっても大変興味深く、刺激的な本でした。

これからの未来を想像して、いろいろな思いを巡らせたい方は是非一読されることをおすすめします♪

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