こんにちは。Naoです。
最近自分のシャツにアイロンをあてて着ました。8年ぶりに自分のシャツにアイロンをあてて、気が付いたことがありました。
子ども3人をワンオペ育児してきて
私は子ども3人と生活しています。その毎日は本当に過酷です。この8年間、自分の髪形や着る服について振り返る余裕のない生活をしてきました。
文字通り髪を振り乱し、着る服もそのあたりにあるものを取りあえず着て、子どもを園に送りに行く、帰ったら乳幼児の世話を、という日々を過ごしていました。
服を買いに行く時間もなく、もう何年間も同じ服を着ていました。美容院に行くのは1年に1回か2回。夫の休みがなかなかわからないため、限界まできたら、美容院に駆け込む、という感じです。
その代わりに自分の時間を使い、子どもに手をかけ、時間をかけていました。それが母親である私の「義務」、「つとめ」だと考えていたからです。
疲れ果てる
そんな生活を何年か過ごしているうちに、私は疲れ果て、くたびれ、つらい、と思うことが多くなっていきました。自分に自信がなくなり、自分の存在している理由がわからなくなっていたのです。
そして自分なんてもうどうでもいい、と思うことが多くなりました。人と会いたくなくなり、ニコニコ話すのが苦痛になりました。
自分の声を聞くようになる
でも最近一番下の子がだいぶ手がかからなくなってきたからでしょうか。
ホ・オポノポノを知り、自分の潜在意識(ウニヒピリ)のケアをする、という方法を学び、それを続けているからでしょうか。
自分をかえりみるようになりました。
「私はこの髪形でいいのか。」「この服装で外に出たいか。」と自分に問いかけることが多くなりました。そして、自分の中のもう一人の自分(潜在意識)の声を聞くようになりました。それはもう何年間もしていないことでした。
私はずっと、その存在を無視して子どもたちを優先してきたのです。
「この髪形でいいや、時間ないし。」「この服しかないからこれでいい。買いに行く時間もないし。」「どうせ・・・」と言い続けた8年間。
それが
「髪形を変えたい。こんな風な自分になりたい。」「私はこの服のほうが心地よい。」「これがいい。」
というように自分の中のもう一人の自分を大切にするようになってきました。
ほんのここ2,3か月のことです。
服にアイロンをあてること
先日、白いシャツにアイロンをあてて着ました。自分の服にアイロンをあてるのは8年ぶりです。パリッとしたシャツを着た自分は、すごく幸せでした。そしてシャツも嬉しそうでした。
自分が身に着けるものや、持つものを大切に扱うことは自分を大切にすることにつながるのですね。そこで気が付きました。
「アイロンをかける、という手をかけることが、私の幸せにつながるんだ。」と。
自分で自分に手をかけてあげることを私はもう何年間もしていなかったのです。その代わりに子どもに手をかけ、時間をかけてきました。それが母親の「義務」だと思ってきました。
でもそれは違いました。
お母さんが笑顔で子どもを抱きしめるためには、お母さんがお母さんを大切にしていなければ、その笑顔は嘘なんです。
まず何よりもお母さんがハッピーであること。
幸せな子育てはそこから始まります。
お母さんがハッピーであること
とはいっても、私がこう言えるようになったのは一番小さい子が2歳を過ぎたから、だとも思います。ワンオペ育児で3人育てていると、今まではそんな余裕、どこにもなかったんです。だからこそ、今、乳幼児を抱えて、一人で子育てをしているお母さんには強く伝えたいです。
保育所に預けてでも、夫にいやな顔をされても、一人の時間を持ちましょう。そしてその時間は自分をうんと甘やかして、愛してあげましょう。そうすれば、笑顔で子どもを迎えに行けます。罪悪感なんて感じないでください、と。
Thank you. I love you.