こんにちは、naoです。自然栽培を知り、さらにプランターで自然栽培を始めたい、と思ったときに出会ったのが菌ちゃん先生でした。
菌ちゃん先生とは
菌ちゃん先生とは、吉田俊道先生のことです。
土の中の微生物のことを尊敬と親しみを込めて「菌ちゃん」と吉田先生は呼びます。
九州大学、大学院を卒業後、県庁に勤めておられましたが、有機農法を農家さんに勧めるのであれば、まずは自分が有機農法がうまくいくことを示さなければ、という思いで県庁を退職し、農業を始められました。
今は長崎県佐世保市で(株)菌ちゃんふぁーむを経営しておられます。
そして、菌ちゃん農法を広めるべく、全国で講演を行っておられます。
菌ちゃんとは
菌ちゃん先生のいう「菌ちゃん」とは、土の中の微生物のことです。菌ちゃんふぁーむのホームページには、
菌ちゃんは、死んだ生命(有機物)や、腐敗・酸化した有機物も食べて増え、新しく生まれる生命の材料につないでいきます。
(中略)つまり、この地球の生命循環(物質循環)が続いていくための動力(ポンプ)の役割を担っているのが菌ちゃんなのです。
とあります。
菌ちゃん野菜とは
菌ちゃんの力をしっかりと使って育てた野菜を、菌ちゃん野菜といいます。
土の中の有用微生物が多いと、野菜は非常に抗酸化力が高くなります。そして、そのように抗酸化力が高いと、病害虫が来ないそうです。
実際に菌ちゃん野菜を食べてみると
菌ちゃんふぁーむのホームページから、菌ちゃんふぁーむの生鮮野菜を購入することができます。
私はキャベツ、大根、にんじんを注文して、実際にいただきました。
にんじんは驚くほど苦味がなく、甘さも香りも強すぎず、すごく透き通った味がしました。大根は柔らかく、苦味はなくて優しい甘い味わいでした。
キャベツは生で食べても、あのキャベツ特有の苦みは全くなく、優しい甘さがあり、シャキシャキパリパリしていて、いつまでも食べていられるお味でした。
子どもたちも喜んでパクパクと食べます。野菜の概念が180度変わるような優しく透き通った味わいのお野菜でした。
そして、菌ちゃん野菜など自然栽培で育てた野菜のすごいところは、「腐らない」ということです。自然栽培の野菜は時間が経つと「腐らず、枯れる」のだそうです。
人参は3キロでもかなりの量が届くので、1-2週間、冷蔵庫に入れっぱなしなのですが、傷む気配はありません。
栄養豊富で、抗酸化力が高く、おいしくて、そして、傷まない、強い菌ちゃんふぁーむのお野菜。
実際にお野菜を食べると、その味と風味と生命力の強さに感動し、やっぱり私もプランターで自然栽培で野菜を育てたい!とさらに決心を強くしたのでした。
菌ちゃん農法とは
では、菌ちゃん農法とはいったい何なのか。菌ちゃんふぁーむのホームページには次のように紹介されています。
広い意味では、菌ちゃんいっぱいの土で元気な菌ちゃん野菜を育てるための方法と言う意味でしょう。その意味では多くの有機農法と菌ちゃん農法は同じと言えます。
ただ、農業は工業と違って自然相手なため、
地域、土壌、その年の天候等によってやり方が変わるため、
どの有機農法もあまり具体的に表現できず、
そのため農業未経験の人には実践しにくかったのです。そこで菌ちゃん農法では、やり方を、できるだけ数字等で具体的に表現することで、
まったくの初心者でも実行できるように工夫しました。
なので、1年目はいい加減に応用せずに、決まった通りにやって、2年目からは自然相手に応用を楽しんでください。
とあります。
3種類の菌ちゃん農法
そして菌ちゃん農法は入れる菌のエサ(チッソ肥料分)によって大きく3つのやり方に分かれます。
1.生ごみ等チッソ分をたくさん含むもの(腐敗しやすい)を使って菌ちゃんいっぱいの土を作る。
2.木や竹等チッソ分のとても少ないもの(腐敗しにくい)を使って菌ちゃんいっぱいの土を作る。
3.草や野菜収穫残渣など、上記、1と2の中間的なものを使って菌ちゃんいっぱいの土を作る。
この3種類の違いは、こちらにもっと詳しく表にしてあり、すごく分かりやすいので、ぜひ見ていただきたいです。
3種類の方法は入れるエサが違うので、それぞれはたらく微生物が異なります。例えば、生ごみをエサにすると、細菌(乳酸菌)が働きますが、木や竹をエサにすると、糸状菌が働きます。
さらに畝の高さや、エサの入れ方、追加の方法、最初の植え付けまでの期間なども変わってきます。
最近では2の無肥料菌ちゃん農法(木や落ち葉、竹は窒素肥料分が極めて少ないため、無肥料とみなされる)が菌ちゃん農法として認識されています。
プランターを使った菌ちゃん農法
農薬、化学肥料を使わない自然栽培は、畑で実践するための情報が多いのですが、菌ちゃん先生は、プランターを用いた菌ちゃん農法についても紹介しています。
基本的に畑で行う菌ちゃん農法とやり方は同じです。
菌ちゃん農法は、糸状菌をしっかりと育てるために、畝を高くします(45cmくらい)。
糸状菌は土が水浸しになると、育たなくなるため、畝を高くすることで、森の中のようにいつでも活発に活動できるそうです。
ですからプランターで菌ちゃん農法を行うときも、深さが大事になります。具体的にはできるだけ深い、深さが30cm以上あるプランターやコンテナ使います。
書籍の紹介
菌ちゃん農法のさらに具体的な方法を知りたい方にはこちらがおススメです。プランターを用いた菌ちゃん農法の方法も詳しく載っています。
次回は、プランターを用いた菌ちゃん農法を実際に始めます。まずは土作りからです。
ワクワクしますね。最後まで読んでくださりありがとうございました。
