こんにちは。Naoです。昨日の夜から春の土用が始まりました。
2020年の春の土用は4月16日から5月4日まで。5月5日が立夏です。
風水を勉強し、日本の暦をしっかりとみるようになってびっくりしたことの一つが、土用は1年に4回あるということです。土用って夏にウナギを食べる日だと思い込んでいた私は大変びっくりしたのでした。。。
日本神社暦編纂会編 神社暦 によりますと、土用とは
土旺を訛ったもので、土気の旺んな時期を意味し、五行説にもとづいて設けられたものである。即ち春は木、夏は火、秋は金、冬は水がこれを司り、土は四季の間にあってその生成をたすけるものと考え、立春・立夏・立秋・立冬前の約十八日間を土用と呼んだ。
日本神社暦編纂編 神社暦
とあります。つまりウナギを食べるのは立秋前の土用。かぼちゃを食べるのは立冬前の土用、なのですね。
このように土の気がさかんになる土用の間は、昔から、土になるべく触らない、棟上げなど土地と深くかかわるようなことは避ける、とされてきました。
また土の気が強くなるので、地から受ける気が強くなり、人もバランスを崩しやすくなるとされ、新しい物事は始めないほうがよい、とも言われます。
なるべく大きく動かずに、じっと、淡々と今の生活をする、というのがいいようですね。
そして、強くなる土の気からの影響を和らげる方法がいくつかあります。
そのうちの一つが旬の食べ物を食べて栄養をつける、ということ。食べ物は土地のエネルギーを体に運んでくれる大切なものです。土地の気を体に取り込むことで、地からの影響を少なくできるのです。いつもより旬の食べ物を意識してとりましょう。
そしてもう一つが、お掃除です。
「五行について」の記事でも触れましたが、家の中心からみて、北東・中心・南西の方角は土の気を持ちます。(ちなみに北東・中心・南西は鬼門ラインと呼ばれる、大切な場所です)
この土の気を持つ場所が汚れていると、強くなった土の気を受けすぎて、バランスを崩しやすくなるのですね。そんな時は、お掃除、お掃除。この鬼門ラインを見直して、いらないものを処分し、ほこりをはらい、すっきりとさせましょう。そして、地からの影響を直に受ける、床をピカピカに磨き上げましょう♪
この2つをしっかりすれば、土用の不安定な時期も、快適に過ごせます。私も今日から旬の食べ物を味わい、しっかりお掃除します♪
Thank you,I love you!!!