ザ・メンタルモデルとの出会い

 

こんにちは。naoです。私は星読み師であるyujiさんの著書や、ブログやらを好んで拝読してまいりました。ひとえに占星術には自分を知るヒントがあるようにおもっていたから。

 

そのyujiさんは、最近YouTube、standFMなどの音声や映像の配信も行うようになっておられます。3月の終わりくらいからでしょうか。ひょんなきっかけから聞いてみた配信がとても楽しくて、それからたまに見たり、聞いたり、ということをしておりました。

 

そして、さらにyujiさんと井出武尊さんのお二人が配信している「ホニャララLIVE」というYouTube番組があり、今まで1度も見たことはなかったのですが、先日初めてその番組をみました。

 

その配信こそがこちら「ホニャララLIVE149【ザ・メンタルモデル】」のみいちゃんこと、由佐美加子さんが出演していた回でした。

 

この配信を観て、心からビックリするとともに運命を感じたのでした。

 

こんな、自己分析方法があったのか!!!これほどまで、古代のあらゆる叡智を学びつくしている方がいたのか!!!これは、私も教えていただかねば!!!と心震え、大興奮して由佐美加子氏、天外伺朗氏の共著書「ザ・メンタルモデル」を早速購入し、むさぼるように読みました。

 

読んだ感想は、もう、ほんとに、心から感動しました。自分のことをしっかり見つめようと思っていた矢先にこのような本に出会うことができるなんて。なんという奇跡、神の思し召し。そう心から感動したのでした。

 

メンタルモデルとは?

 

この「メンタルモデル」という言葉は由佐さん自身が考えた言葉で

 

この本における「メンタルモデル」は、人間が幼少期に体験した痛みを切り離すために「自分もしくは世界とはこういうものだ」と無意識に決定づけたその人固有の最も深いところにある信念という捉え方をしています。

「ザ・メンタルモデル」 由佐美加子・天外伺朗 著

 

と書かれています。そして人はみな誰であれ、必ず次の4つのうちどれか1つのメンタルモデルをもっています。

 

これらは、母子分離で負った「痛みからの分離」のエネルギーに貼られたラベルだと考えられます。

メンタルモデル
A 「価値なし」モデル(私には価値がない)
B 「愛なし」モデル(私は愛されない)
C 「ひとりぼっち」モデル(わたしは所詮ひとりぼっちだ)
D 「欠損・欠陥」モデル(私には何かが足りない・欠けている)

「ザ・メンタルモデル」 由佐美加子・天外伺朗 著

 

人はその痛みを経験しないように無意識に自分の考え方や行動パターンを決めています。それぞれのモデルによって持つ痛みは異なるため、人生で見る景色や目の前に現れる不都合な現実も変わってきます。

 

また、人はみな、その痛みを避けるようにして生きていくため、自分の持つ痛みには無自覚です。その痛みに正面から向き合い、その痛みと分離を持つ自分に気づき、そんな自分もまるごと受け入れることで、「内的統合」へと向かい、その痛みをもって生まれてきた自分の本当の人生が始まるのだと由佐さんは説きます。

 

「ザ・メンタルモデル」

 

由佐さんは主に経営者の方を対象に、メンタルモデルの紐解き、気付きを与える研修や、セッションを行っておられるそうです。この度の著書は、由佐さんのシステムを初めて、一般の方に対してわかりやすく解説したものになります。

 

私は人を雇用している経営者ではないので、由佐さんのセッションを受けることはできませんが、この著書を読み、自分の持つ痛みに触れることができたように思います。

 

そして、この本には

 

本書は、この「分離」状態に、何となく居心地の悪さを感じている人々が、その次のフェーズである「統合」の人生へ飛躍するためのガイドブックです。

「ザ・メンタルモデル」 由佐美加子・天外伺朗 著

 

とあります。

 

分離から統合への道のり

 

人間は生まれながらに「分離」を背負っていますが、ほとんどの人は、そのことに無自覚です。

 

しかし、人生の中でぶつかる困難や、やってもやっても埋まらない何かに気が付く、病気になるといった「直面期」を経て、「統合期」へ向かうそうです。

 

直面期の真っただ中にいる

 

そして、なぜこの書籍がここまで私の心に響いたかというと、私自身が「適合期」を過ぎて、もうこのままではどうしようもない、何をやっても自分のなかにある、埋めたい何かを埋められない、ということに気が付き、絶望してる、「直面期」の真っただ中にいるからだということを理解しました。

 

今まで、母親の望む娘、世間の望む女性、そしていいお母さんを目指し、自分であることを忘れ続けた私に、私の中の子どもはこう言っています。

 

「いつまで、これを続けるの?」「私の人生はいつ始まるの?」

 

勉強して、就職して、結婚して、子どもを3人産んで、子育てしながら仕事をする、これが私が幼いころからしなければいけないと感じていたことでした。

 

それなのに、その項目を満たし、どんなに育児や仕事に忙しくしていても、「私は空っぽだ」という思いが消えませんでした。

 

もう、外に何か答えを探しても無駄だということはよくわかっていました。必要なのは自分を見つめること。でも、具体的にどうしたらいいか、分からなかった私の元へ、「ザ・メンタルモデル」という本がやってきたのでした。自覚したからにはもはや止まることはできない、との思いが沸き上がります。

 

この本には「直面期」ののちに「自己統合期」そして「体現期」「自己表現期」へと続いていくと書かれています。

 

でも、自分の中の不安や恐れ、生存本能がものすごい力で引き戻しにかかるので、「自己統合期」へ向かうには強い意志の力が必要だ、とのことでした。では、どのようにこの先に進んでいったらいいのか、と考えていたところ、「今日斬り」というYouTubeチャンネルの動画の中にヒントがありました。

 

ザ・メンタルモデルワークブックでワークを始める

 

由佐さんはYouTubeの「今日斬り」というチャンネルの中で経営者の方の紐解きセッションの様子を公開しています。

 

その動画の特別番組「【後編】 人生も経営も劇的に変わる! 深く豊かな“ひもとき”の世界 〜大好評「今日斬り」の裏側を大公開!〜」

のなかで、由佐美加子氏の共同経営者である中村伸也氏(ぼびさん)が、もし「ザ・メンタルモデル」を読んで、実践しようと思う方は「ザ・メンタルモデルワークブック」を、誰かと一緒に読むことをお勧めします、と話されていました。

 

なぜなら自分のことは1番自分が分からないから。ほかの人のことは、本当によく分かるのに、人は自分のことは分からない。それは、見たくない、隠したい、という生存本能が働くからだそうです。その言葉に出会い、もう、決心を固め、「メンタルモデルワークブック」を読み始めることにしました。

 

一人で続けることに不安があったので、夫を巻き込むことに。そうすると、10歳の子どもが私もやりたい、と言いだしました。そんなこんなで家族3人でワークを始めることになりました。はてさてどんな旅路になるのでしょうか。不思議なことに、怖れより、ワクワクする気持ちのほうが大きいのです。

 

Thank you. I love you.

参考書籍


 

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