こんにちは。naoです。ザ・メンタルモデルワークブックの第1部4章のワークを行いました。
ワークシート4に取り組む
このワークは苦手な人を見つめることから始まります。今までのワークでも同じようなアプローチがあったので、あれ?と思ったのですが、どうやらより深く内省していく内容であったようです。今回ワークシート4に取り組んで分かったことは
私は自分の本音を言わないで生きている。
そして、それをいいことだ、と思って生きているということでした。
私の苦手な人に共通していること
まず、自分の苦手な人のことを思い浮かべながら、どうしてその人が苦手なのかを自分に問いかけます。
そしてワークブックにあるワークシートを用いながら、その原因を言葉にする作業を行っていきます。
私は2つの苦手な人に共通することを思い浮かべながらワークを行っていきました。そうすると、結局は同じ一つの原因にたどり着くことがわかりました。
本音を言って否定された経験を思い出す
ワークシートを通じて内省を深めて思い出した出来事があります。
それは、幼少期、本音を言って聞き入れてもらえなかった経験、もしくは否定された経験。それから思春期に本音を言って悲しい思いをした経験。
そういった経験から私の中で「本音を言わないほうが生きて行きやすい」というモデルが作られたことが分かりました。
もちろん今までそんな事は考えたこともなかったし、気にしたこともありませんでした。そして苦手な人からはなるべく遠ざかるように人生を過ごしてきました。
だから今回、生まれて初めて自分がそのような考え方で生きていることに気がついたのでした。
そしてそれはすなわち、「本音を言う自分」を私が受け入れていないことを示します。
でも私の中の本当の思いは「本音を言っても大丈夫」と思える世界であってほしい。「ありのままの自分でいられる世界」を求めているのです。
気が付くと世界の見え方が変わる
ここでも、やはり、今までのワークと同じで、気がついただけで、十分、なのです。
その自分の生き方にいい、悪いのジャッジを加える必要はなく、ただ、「ああ、自分はそんな風な考え方を心に持って生きているんだな。」と思ったり感じたりするだけでいいのです。
不思議なことに気がついただけで、世界の見え方がさらに変わっていくのです。
ワークシートの内容は、似たようなことをしているように思える時もあるのだけれども、やっぱり必ず何か気づきがあります。
カギになるのは幼少期の体験
私も夫もそうなのですが、いい悪いの判断やこんなことがあったから嫌だった。辛かったといった経験は幼少期か小学校の頃の体験に基づくことがすごく多いことに気がつきました。
その当時の何もできなかった自分。まだ力がなかった、うまく立ち回れなかった、言葉にできなかった自分。それはすべて、悲しい記憶、傷として残っているのですね。傷がない人はいないと思います。そしてその体験や思いから自分の行動、そして人生は作り出されているのだ、と思うのです。
そして深掘りすればするほど、その時代に作った行動パターンをまるで疑うことなく、無意識に、もしくは蓋をして生きていること、そして、私は私自身のことを何もわかっていないということに気がつくのです。
そしてこの深掘りしていくという体験はつらい時もあるのですが、とてつもなく面白く、興味が尽きない、と感じます。
もともと人間は自分を知ることを喜びと感じる生き物なのかもしれません。
そして、自分を知る1つの方法としてこの「ザ・メンタルモデル」というモデルはとても効果的だと思うのです。
ひとまず今回のワークで3分の1が終わりました。残り3分の2。何が起こるのでしょうか。
Thank you. I love you.