こんにちは。naoです。ザ・メンタルモデルワークブック第1部5章のワークを行いました。今回のワークにより、私の心の中の、ぴったりと蓋をしていた場所が開く体験をしました。
もやもやしたこと
このワークは最近起こったイラっとしたり、もやもやしたり何か反応があったことを思い出すことから始まります。
私は子どもに関することでモヤモヤ、イライラしたことがありました。そこで、そのことを深めていくことにしました。
ワークシートを進めていくにつれて、子どもの行動を私が私の認識で色付けしていることがわかっていきました。そして、「きちんとしていなければいけない」という思いが自分の中にズドーンと存在していることに思いが至ったのでした。
子どものことから、私の子供時代の痛みに気がつく
私は「何事もちゃんとしないといけない」という分離を持っているということに気が付くと、ではどうしてこの分離ができたのか？ということを少し考えてみたのでした。
親からさほど「ちゃんとしなさい」と言われた覚えがないにもかかわらず、このような分離があるのはどうしてなのだろうと深く深くまた考えたのでした。
そしてそこで出てきたのは、思いもよらない、私の幼少期の記憶でした。
私の母はあまり物事を効率よく進めることができないタイプでした。逆に、父親は、物事がきちんと進んでいないと嫌なタイプでした。
父親は母親のことをよく怒っていました。どうしてこんなことができないんだ、ちゃんと言っていただろう、といった具合にです。
正直母親と父親のこのようなやりとりを今まで思い出した事はほとんどありませんでした。うちの父と母は性格が合わないよね、と客観的に思うくらいでした。なので自分がどう思っていたかという感情を思い出したこともありませんでした。
でも今日、なんとその感情思い出したのです。
それは、すごく悲しかったのです。
そのやりとりを見た幼い私が自分の中で作った思い込みは
ちゃんとしてないといけない。
ちゃんとしないとお父さんの機嫌が悪くなる。
というものだったことに気がついたのです。
そしてその幼い私はすごく悲しかったことをちゃんと思い出したのです。
そして小さな自分のその悲しさ思うと涙が出てきました。
きちんとしなければいけない。そうでなければ、嫌な思いをする人がいる。
私の中のこの部分は幼少期の体験で作られた、そのことが分かったのでした。
涙のワケ
そのような思いを私が持つことを、いい悪い、とか、直そう、ということは今は考えません。ただ自分の中にそういう思いがあったそのことに気づいたことが驚きでした。
これは「ザ・メンタルモデル」と言う本を読み、さらにワークブックを進めなければ起こり得なかったことです。
周りの現実を見て、自分の中に引き起こされる感情は必ず自分の中にある原因によって引き起こされている。
体験としてそれを理解したのでした。
「ザ・メンタルモデル」の考案者であり著者であるみーちゃんこと由佐美加子氏は動画の中で「自分の命の源に触れたとき涙が流れる。だから涙が流れたらおめでとう、なんだよ。」と言ってましたが、メンタルモデルワークブックを始めてから、私はまだ涙が出たことはありませんでした。でも今回初めて涙が出ました。
そして今までワークをした中で、この父と母のやり取りの事は1度も出てこなかったし、思い至ったこともありませんでした。それほどまでに自分の心の奥の奥の奥に蓋をして閉じてきた感情だったのです。
そこにたどり着き涙が出たこと。このことは私にものすごく大きな変化をもたらすと思っています。
子どもを信じることができるようになる
この自分の「ちゃんとしなきゃいけない」という思いが、自分の中にあるということが分かったこと。そしてその原因が自分の幼少期の体験にあることがちゃんと理解できた後、子どもと再度同じ内容の話をすることがありました。
すると、今までだったらイライラしてしまったことがもうそんな風には思わなかったのです。
その子にはその子の考え方があって今はそれをしているのだからまぁそれでいいか。
ちゃんとしなきゃと思っているのは私の中の分離から起きた思いだから。
だからそんなに心配しなくていいんだよ。この子は大丈夫。そう思えたのでした。
ワーク6はこのワーク５を深めていく内容になりそうです。引き続き内省を深めていこうと思います。
Thank you. I love you.
