こんにちは。Naoです。

エルメスの中古品は本当に多くあります。

その一方で、エルメスの店舗でほしいバッグを手に取って眺めることはなかなかできません。なぜにこんなことになるの?という現象が起こっています。

 

先日、J.M.WESTONのホームページを覗いたところ、WESTON VINTAGEという取り組みを行っていることを知り、衝撃を受けたのでした。

この取り組みは、使い終わったWESTONの靴を、WESTON自らが査定、買取を行い、リモージュの工場にて修繕されたのち、VINTAGEコレクションとして再度リリースされるというもの。

 

ス、スバラシイ!!

「ヴィンテージエルメスの世界」の記事にも書きましたが、私はエルメスのヴィンテージ品を眺めるのが好きです。昔の職人さんのステッチの細やかさは、現在のものと違うように思いますし、革質においてもしかり、です。

以前、1980年代のバッグをエルメスにお直しに出したとき、「素晴らしいお品物で感動いたしました」とリペアの担当の方から言われたことがあります。

ありがとうございます、と答えたものの、いやいや、もともとはエルメスさんの40年前の職人さんが丹精込めて1針1針作ったおかばんです、と心の底から思いました。

そう、そんな素敵な、今では手に入らない革質の、魂のこもったバッグが、箪笥の奥深くにしまわれたまま、という場合もたくさん存在すると思うのです。

そんなバッグをエルメス自ら手を挙げて買取、修理して、さらにより素敵なバッグに生まれ変わるのなら・・・こんな素敵なことはない!!と思うのです。

そうなったら、より店舗でバッグを身近にみられるのではないかしら、パッと見エルメスだと分からないようなバッグもあるかも、それならほしい!とも思ったり。

 

こんな風に思うのは夢のまた夢でしょうか??

でもJ.M.WESTONもフランスのブランド。WESTONの取り組みはきっとエルメスに影響を与えているはず。

近い将来、そんな素敵なエルメスヴィンテージプログラムが始動しないかな??と願っている最近です。

Peace of I.

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