前回、ホリエモンのはなし「ホリエモンを目指す??」を書きましたが、ホリエモンの著書などを探しているうちに出会ったのが
「成毛眞さん」
という人物でした。知っている人はとっくに知っている 超有名な方のようですね。
少しだけ略歴をご紹介すると、次のような方です。
成毛 眞(なるけ まこと)
1955年北海道生まれ。元マイクロソフト代表取締役社長。1986年マイクロソフト株式会社入社。1991年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。現在は書評サイト「HONZ」代表も務める。2040年の未来予測
ワタクシ、恥ずかしながら今まで存じ上げませんでした。
成毛氏は、この2021年の1月に「2040年の未来予測」という著書を出しておられます。
この著書について「NEWS Picks」というネット上のメディアでお話しされているのですが
内容がとても興味深く、即購入!して読んでみました。
この本、噛めば噛むほど、ではないですが読めば読むほどワクワクする!!のです。本当にすごいです。
現在すでに研究中の科学技術が、実際に実用化したときの未来が目の前に見えるように、具体的な内容がしっかりと書いてあります。
今の時代、コロナで先行きが見えにくくなっていますよね。毎日が不安でいっぱい、といいますか。そのもやもやした日々をスコーンとひとっ飛びして、新しい技術が実際に使われている未来、2040年をしっかりと見せてくれるのです。
例えば空飛ぶ車。
6Gが存在する世界はこんなにスゴイ!ということ。
未来の医療技術のはなし。
お金のはなし。
読んでいるだけでわくわくするし、そんな未来に参加できる、というだけでうれしくなるような内容でした。
でも、明るいばかりではない、日本人であるならだれでも備えなければならないリスクについての記述が最後にあります。
それは「南海トラフ地震」と「富士山噴火」について。
実は、この内容を私は一番興味深く読みました。
ちなみに、京都大学教授の鎌田浩毅先生によると南海トラフ地震については2035年プラスマイナス5年の間にほぼ確実にくるそうです。
そして、「富士山噴火」については、もはや現在の時点でロシアンルーレット状態。いつ起きてもおかしくない、とのことでした。
富士山噴火が300年以上間隔があいたことは歴史上なく、今は300年以上間隔があいているのです。
参考記事
「『富士山噴火と巨大地震』リスクが巨大になると人は思考停止に」fa-chain
参考動画
「南海トラフ地震や首都直下地震、富士山噴火。天災リスクのリアル」fa-chain
どうして、こんなに確実に起こるとわかっていながら、国も政治家もだれも教えてくれないのでしょう?公にしないのだろう。と思っていましたが、読んでみると、逆にその理由が分かったように思いました。
そう、わかっていても、教えられないくらいに、インパクトが大きい、ということなのでしょう。
伝えても、「じゃあ、どうすればいいのか?」という国民の声にこたえられない、だったら公にしないほうがいい、ということでしょうか。
そうは言っても、この本の帯に書いてある「知っている人だけが悲劇を避けられる」のは事実です。
「知らなかった。」
で、終わらせないように、せめてこの本を読んでほしいです。そして、自分の身は守りましょう。自分の身が守れたなら、知り合い、家族を助けることができるのですから。
そして、この本を読了してから、2040年を迎えた時、
私は何をしていたいだろう
ということを本気で考えるようになりました。そのとき、私は60歳近くなっています。そのとき、どんな自分でいたいか。を考えながら、現在の毎日を少しずつ変えていこうと思っています。
コロナウィルスの流行で、未来が描きにくく、見通しにくくなっているからこそ、具体的な未来を見せてくれた、「2040年の未来予測」という本に感謝しています。そして自分を見つめながら(ウニヒピリと対話しながら)未来を見つめながら今の自分をアップデートしていきたいです。
ワクワク、元気をもらえること間違いないです。ご興味があれば、是非、読んでみてくださいね。
Peace of I.