こんにちは。Naoです。
前回「エルメスという沼」という記事に書きましたが、私自身、エルメス沼にはまりかけておりました。そんな私がハッと気が付く出来事がありましたので、書き留めておきます。

エルメスの沼にはまり、ある特定のバッグがほしいと思うようになると、店員さんとのお付き合いが始まり、さまざまなものを購入したり、イベントに招待され、そこで何かを購入することになっていきますが。。。

そんな折、NISAが恒久化されるという記事を読み、ハッとしたのでした。「どこよりも早い「新NISA」の賢い使い方を教えよう」

これを読んだとき、ひとまず2024年から5年間、夫婦2人分のNISAを最大速度で積み立てていこう!と心に決め、ふと、エルメスで買いたいものリストを眺めたとき、両立は難しいことに気が付いたのでした。

そう、うちは一般家庭、そして子供が3人いることに。沼にいるときは霞んでいた(いや、自ら霞ませていたww)事実にやっと気が付いたのでした。

そこで私が行ったこと。
①まず、我が家の家計を見直し、
②NISAに振り分ける額をしっかりと決め、
③そのうえでエルメスでのお買い物に使えそうな額を決めました。

まずエルメスで買いたいものを買ってから、NISAへ振り分ける額を決める、という意見もあるかと思いますが、それだと最大速度で上限まで積み立てられないんですよね。

NISAにこの度の新しい制度の上限の1800万円を置いておくと、年最低2~3%の利回りが得られますので、年間36~54万円の不労所得が得られることに。それが10年積もると、360~540万円に。10年後に年間得られる利回りはもっと多くなっています。そしてそれらの利回りには税金がかからない!

10年後、50歳。

子供の教育費も大体のめどがたっている、はず?

その時、ゆったりと素敵なものをエルメスで買える自分でありたい。
エルメス沼にはまるのは今ではない。
とくっきりと思えたのでした。

NISAを考えると、エルメスで使える額は限られます。その範囲内でひとまず5~10年は楽しもう。それが私のエルメスとの付き合い方、です。

人によってエルメスを持つ目的が異なることは前回の記事に書きましたが、使える金額もひとぞれぞれ。

そこを間違うと、宗教にのめりこんだ人と同じ末路(借金、家庭内不和)へ向かいます。

月に何百万円も自由にお金が使える人が世の中にはいますが、人はひと。私は私。私の母がブランド物を持たず、若い私が持とうとすると「分不相応です」と一蹴してくれたことを今は感謝します。若いころにブランドの世界にはまってしまうと、よほど余裕のある経済状況でなければ、財産を作ることができなくなってしまいます。

ここは日本。

親からいくら莫大な財産を受け継ごうとも、固定資産税と相続税をしぼりとられるのです。自分で財産を築く方法、コネクション、生活態度を子供に教育することでしか、子供を守ることはできないのです。

ふつうであること、いや、

普通でいられること。
特に

お金に少し余裕があるけど、普通でいられること。

これは大人になってわかるのですが、とても難しい。

お金があることを人に見せたがったり、自分が相手より上であることをアピールする人が世の中には多いから、どうしてもそちらに流されてしまう。でも、先祖代々の資産がある人ほど、普通であること、普通でいられること、を徹底しているし、子供にそのように教育しているように思うのです。

沼から脱出!そして今後はしっかりと地に足をつけてエルメスとお付き合いしていきたいと思います。もし戻りそうになったらこの記事を読み返します。フフフ。

Peace of I.

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