こんにちは。Naoです。

楽しくエルメスのホームページを徘徊し、いろいろな方のブログを拝読し、日々過ごす中で、とある出会いが訪れました。

エルメスのショール、通称「カシシル」です。

いろいろな方がブログでこれはすごく便利で、素晴らしい!と書いているのですが。

しかし、私は

「カシシル」って何?という状態。

せっせと調べると、140cm四方のショールであること、カシミアとシルクを混紡した素材であることからカシシルと呼ばれていること、がようやくわかりました。

しかもカシシルについて悪いことが書いてあるブログはなく、どれも絶賛されていることに驚くのです。

・すごく軽いが暖かい・肌触りが最高・柄が美しい・年中使える・折りたたむと小さくなるからどこにでも持っていける

そうなのか、すごいな、買ってみようかな、と思って値段を見てまあ、ビックリ!!

1枚で16万円て。コート買えるじゃん?しかもいいコート!

というわけで、そのときは購入することはなく。

でも、ホームページで眺めているだけでも楽しく、いろいろな柄のカシシルを楽しく眺めていたのでした。

その時目に入ったのが

「3幕1場 森の空き地にて」というデザインのもの。

そのデザインに心ズギューン、ビビビと衝撃が走りました。エドゥアール・バリボー氏のデザインのものです。ウィリアム・シェイクスピアの「真夏の夜の夢」の3幕1場の場面を描いた作品でした。

そのデザインはまさに絵画。

さらにシェイクスピアの作品から描きあげられたと思うと、心が震えたのでした。

エルメスって、芸術なんだ。芸術の世界を愛し、そして美しいものを世の中に送り出す、そういうブランドなのだ、とはっきりと認識したのでした。

それまで、シルクの製品についてはあまり見ていなかったのですが、それからは少し勉強をし、デザイナーや歴代の有名なデザインを調べてみたりしたのでした。

どのデザインも多くの時間をかけて紡がれた物語が背後にあり。

文学や歴史、芸術、人の営み、様々な文化までも、分野を超えてたたえている姿勢に心打たれたのでした。

そんな作品を壁にかけて飾るためにコレクションしている方もいるそうで。

そりゃそうだ、と納得したのでした。

壁に飾るの、素敵、とふと思い、自分に当てはめてみたら

子供が壁から引きずりおろし、大変なことになることが目に見えて、夢のまた夢。

Peace of I.

 

おすすめの記事