こんにちは。Naoです。今日は少し強めのタイトルですw
以前、「もうエルメスのバッグは買わないと思った理由」fa-chainという記事を書きましたが、少し考えを深めますと、あの記事の内容は私の青さ丸出しの記事でした(汗)。
この世の中には「エルメスのバッグを持つ必要がある人」というのがいるのですよね。ファッションはTPOが大切。すなわち、タイム、プレース、オケージョン!!
世の中にはエルメスのバッグを自分の属性を示すために使う人がいます。
例えば、ある学校の保護者の集い。
ビジネスの場。
とある女性社長は、エルメスのバッグをもつと、交渉の場で強く押せる、とブログで書いていました。そう、エルメスのバッグは、鎧、時に武器。なんですね。
「好きだから持ちます。へへ」なんていってるのはまだまだ世の中の厳しさを知らないひよっこ。ファッションはペルソナ=仮面、でもあります。自分をどのように見せるか、を常に考えて服を決めている人達が世の中にはいるのですよね。
イギリス王室のキャサリン皇太子妃が、服を好き嫌いで選んでいるわけがないです。ドレスコードは当然ですが、背景、文脈、会合の意図を考慮した上で、相手に一番ふさわしいファッションを選んでいる。
つまり、相手のために服を決める、というスタンス。
そういう意味で、保護者同士の関係性を構築するのがスムーズになるから、エルメスのバッグを持つ(私はこのバッグを持つ社会的背景を持ちます、とのアイコンになるんですよね)。ビジネスのタッグを組むのがスムーズになるから持つ。もしくは、相手を圧倒する必要があるあるから持つ、という時もあるでしょう。
ビジネスの世界は食うか食われるか。激しい戦いの場でもあります。自分が好きだから持つ、なんて、あまちゃん(汗)。
ただ、私の場合、もしケリーを持ってママ友や職場の人と会うと、みんなひいちゃって、楽しくお話できないだろうな、と思います(汗)。その意味では、私がもうエルメスのバッグは買わないと決めた、のは、大人のファッション(会う相手を考慮したうえで服を決める、ということ)的には正解ですね。相手を圧倒する必要もなく、エルメスのバッグを持つことで物事が円滑にすすむ文脈の中には全くいない日常なのでww
持つとしたら、家族でディナーに行くときだけになるでしょう。
ただ、エルメスのお店に行くときにふさわしいバッグは持っていたいなあ、と思います。そして、それは美術館に行くときも同じ。美しいものに対峙するときには、礼儀として清潔できれいな格好でありたいものです。
そしてそのときに持つバッグは、エルメスのバッグに限らず、同じくらい、手のかかった品のあるものであればよいのでは?とも思うのです。
Peace of I.