こんにちは。naoです。
子どもに伝えたいお金の知識。最後に伝えたいことは、それは「普通でいられる」ということです。
これは富裕層になった場合の話なので、最後にとっておきました。わが子がそうなるとはかぎらないのですがww
でももし万が一富裕層になったなら、この能力がその後の人生、そして子どもたちの家族がその後もお金を持ち続けることができるか、そうでないかを分けるのではないかと思うのです。
「普通でいられる」ということ
「子どもに伝えたいお金の知識④」で、欲求をコントロールする、ということを書きましたが、そのコントロール力の最終段階が、「普通でいられる」という能力です。
「普通でいられる」能力がない人は、たとえ資産を築いたとしても、早い段階で失ってしまう可能性が高くなります。
多くの人は資産がある程度できると生活水準が上がったり、もしくはちょっとしたいいもの、いわゆるお金持ちっぽいもの、高級外車やブランド品のバックや高級時計などを求めるようになります。
そしてちょっといい食べ物食べよっかなーとか外食しようかなぁ、とか海外旅行行こうかなぁ、といったことにお金を使い始めるのです。
それが、本当に自分の欲求によるもの。それをすることで自分がハッピーになるのであれば、もちろんお金は使ったらいいと思うのですが、やはり、ここで気になるのが、前の記事でも書いたように、
ほかの人の目を気にして、よく見られたいがためにそのような行動をとるようになること。
つまり、「見栄」ですね。
様々な本に書いてあるように、そういう場合、資産はそれ以上増える事はなく、場合によっては減少していく、もしくは全くなくなる可能性もあります。
しかし、富裕層になった後でも、今までと同じ生活水準を保ちながら、コツコツと働き、そして日々の消費に気をつけ、あまり周りと比較することなく、マイペースに、でも自分の楽しみや喜びにお金を使い、楽しく生きていくことができたなら、資産は確実に増え続けるでしょう。
つまり、資産を築いた後、1番大切なのは、資産を持っているということを人に見せるのではなく、
資産を持っていたとしても普通でいられる、自分の本当に必要なものにお金が使える
ことなのです。
これって難しいですよね。自分に置き換えても難しいです。
人はやっぱりほかの人に対して自分をよく見せよう、大きくみせよう、とする癖があるように思うんです。
私はこんなにすごいんだ。私はこんなにお金がある。力がある。ということをどうしても見せたくなってしまうものです。
でもそれをしないでいられる人、それが富裕層です。その大元には何があるのかな?と少し考えてみました。そこにはありのままの自分を受け入れている、ということがあるのかなと思います。
ありのままの自分を受け入れる
人間はどうしても生まれてから幼少期を経て大人になる中で何らかの傷を負ったり、悲しい経験、苦しい経験をする中で、
自分はこれではいけない。もっとこうしなければいけない。もしくは、自分はなぜこんなにもダメなのだろう。
といった思いに囚われます。
それは多くの場合、人と自分を比較することで現れる感情です。
この世界を生きているほとんどの人がそういった感情を持っていると思います。
でももし、その自分がとらわれているものから自由になり、本来の自分をしっかりと認識し、そしてその本来の自分、ありのままを自分が受け入れることができたなら、人と比較したり、競争したり、もしくは自分はダメだというレッテルを貼ったり、そういったことから自由になることができます。
そしてこの自由になり、自分を完全に受け入れた状態こそが、私は富裕層の心理状態なのかなと思うようになりました。
富裕層とは悟りを開いた人?
人と比較しないで自分を認める、受け入れるというのは、本当に仙人だったり聖職者だったり、悟りを開いた人にしか見えない景色なんじゃないかなと思うのです。
日本における富裕層の割合は2-3%です。そして、超富裕層は0.17%です。
これはすなわちこのような心理的な境地、宗教で言うところの悟りとか真理とつながるとか、そういったような状態になれる人の割合だったりするのかな、なんて思ったり。
ですから、自分の子どもがこういった考え方をできるようになるとはちょっとなかなか信じられないのですが(笑)、でもやっぱり目の前の大人がそのように生きていたならば、もしくは目指していたら、少しその影響はあるのかなぁなんて思います。
ザ・メンタルモデルにつながる
そしてこの結論に至ったとき、今、私が行っている「ザ・メンタルモデルワークブック」はまさに悟りの境地に向かうための新しいシステムではないかと思ったのです。
「ザ・メンタルモデル」とお金の話がつながるなんて思いもよりませんでした(汗)
「ザ・メンタルモデル」とは、本来の自分につながり、その魂に沿って生きていくことを目的に生み出されたものです。
ですからこのワークを進めると、富裕層の考え方に近づけるかもしれない、ですね。
もし自分の中に強いコンプレックスがあったり、がんばってもがんばってもなんだかうまくいかない、何かが満たされない、という思いがある方は、ぜひ「ザ・メンタルモデル」というシステムを検索することをお勧めします。
もしかしたらあなたの中の新しい扉が開き、あっという間に悟りの境地に辿り着くかもしれません。
私も引き続き、本来の自分とつながることを目指してワークブックを続けようと思います。ワークブックの経緯はブログに載せています。ご興味があれば読んでみてくださいね。
この最後の
普通でいられる。つまり常に自分自身でいられる。
という境地は、私自身もたどり着けるかどうか分かりません。
でも、子どもに伝えたいことの1つです。子どもに伝えるために、私も日々少しずつすすんでいきたいな、と思います。
「子どもに伝えたいお金の知識」はこれでおしまいです。またなにか気づきがあれば、記事にしようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。ご意見ご感想があればコメント欄に記入していただけるとうれしいです。
Thank you. I love you.